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表浜の生態系 Archive

ラムサール湿地条約COP10に向けて

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今年はお隣の韓国で「ラムサール湿地条約COP10」が開催される湿地条約年です。
表浜ネットでは是非ともこの美しい砂浜海岸「表浜海岸」を湿地条約締結したいと願っています。砂浜という湿地の重要性、そしてアカウミガメを代表する海岸線に生息・活動する生態系の保全と地域の文化(地引き網など)も含めて保全できればと考えています。その想いは「表浜まるごと博物館構想」にまで繋がります。

RAMSAR COP!0 Changwon 2008
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環境省(ラムサール条約と条約湿地)

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第5回表浜シンポジウム

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表浜シンポジウムも第5回となりました。今回のシンポジウムは前日にエクスカーションを実施し、海岸線を実際に見て頂き、その翌日にシンポジウムを開催すると言ったプログラムになりました。講演者も含め、参加者にも実際の海岸線を体験して頂き、そこから海岸線が持つ様々な「つながり」を実感して頂きたかったのです。海岸工学から見た静岡県から愛知県に「つながる」海岸線。その海岸線を基盤とした生態系とその恩恵に授かる私たちの社会。はたしてどのように「つながる」のでしょうか。

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26日表浜エクスカーション

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さて、当日は変わりやすい不安定な天候で晴れていたかと思うと突然の爆風雨でまさに海岸線の荒々しさを経験?することに。良かったと前向きに考えれば良い経験ですね。中田島では動く砂が松を埋めて進むと言う砂丘のダイナミズムを見ることができました。さて、どのような海岸線を体験することができたのでしょうか。

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2008表浜エクスカーション・シンポジウム

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---表浜エクスカーション・シンポジウムのお知らせ 4月26・27日------
    〜つながる海岸線〜

海岸線には、さまざまな「つながり」が存在します。山と海をつなぐ川は砂を運び、砂浜ではさまざまな植物が砂浜から砂丘そして丘陵と結び、そしてこの植物がつなぐ海岸に様々な動物が生息し、人々が暮らすまちは海岸線で結ばれています。また漁業は、歴史文化に於いても海と人の社会をつないで来ました。静岡県中田島から愛知県渥美半島を、海岸の専門家と議論をしながら検証し「海岸のつながり」を探る旅です。ハマダイコン、ハマヒルガオ、ハマエンドウの花が咲き乱れる、春の表浜を存分に体験 ! 是非ご参加ください。

日 程:2008年4月26日(土曜日)表浜エクスカーション / 翌27日(日曜日)表浜シンポジウム「つながる海岸線」
集 合JR豊橋駅東口(出発 7:30)/ JR浜松駅南口(出発 9:00) どちらかでバスに乗車出来ます。(ご希望をお知らせください)
定 員:45名 
人 数:エクスカーションのみは 25名 / エクスカーション・シンポジウム宿泊コースは 20名

----参加費-----
・26日のエクスカーションのみ:5,000円(内訳:バス代、昼食、資料、保険を含みます。)
・26/27日までの宿泊コースの場合:15,000円(内訳:バス代、26日の昼食、宿代/夕食朝食込み、27日の技科大までの送迎。27日昼食、保険、シンポジウム参加費、資料を含みます。)

ナビゲータ講師:清野 聡子 東京大学大学院 総合文化研究科広域システム科学科
ゲスト講師:宇多 高明 (財)土木研究センター・なぎさ総合研究室長
      松沢 慶将 特定非営利活動法人日本ウミガメ協議会主任研究員
      青木 伸一 国立大学法人 豊橋技術科学大学海岸工学研究室教授
      道家 哲平 日本自然保護協会/国際自然保護連合日本委員会

主催:NPO法人表浜ネットワーク
共催:豊橋技術科学大学連携融合事業「県境を跨ぐエコ地域づくり戦略プラン」
後援:愛知県、国立大学法人豊橋技術科学大学、特定非営利活動法人日本ウミガメ協議会、日本自然保護協会、サーフライダー・ファウンデーション・ジャパン、RPN、生物多様性フォーラム
協力:豊橋技術科学大学 海岸工学研究室、遠州灘プロジェクト、渥美自然の会

申し込みはこちら

ネットで申し込みフォーム

表浜エクスカーションFAX申し込み用PDF・・・116KB
表浜エクスカーションリーフレットPDF・・・260KB
表浜シンポジウムリーフレットPDF・・・268KB

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味わって知る海の幸講座

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2月28日は名古屋市の御器所の生涯教育センターにて、なごや環境大学「味わって知る海の幸講座」に出向いてきました。この講座は海の幸を味わって、身近な所から海の環境を考えようといった趣旨の講座です。今日の献立は知多から根昆布です。新鮮な根昆布を色々な料理にて、美味しく頂きました。その後は表浜のウミガメを題材に「思い込みのウミガメ保護」を話しました。このような身近な食材から海の事を知るというのは良いですね。参考になります。

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2007年度のアカウミガメ上陸・産卵孵化調査報告

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2007年度での表浜海岸に産卵に訪れるアカウミガメの調査報告を作成しました。
孵化調査と上陸地・タートルトラックの報告です。

報告書はPDFファイルです。
2007年アカウミガメ上陸・産卵・孵化調査報告書・・・12.9MB (ダウンロードにはブロードバンド推薦)

http://www.omotehama.org/pdf/2007Report.pdf

ラムサール条約湿地を増やす市民の会幹事会

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1月19日は「ラムサール条約湿地を増やす市民の会」の幹事会に参加してきました。
場所は東京の雑司が谷地域創造館(千登世橋教育文化センター内)と言うことで向かいました。JAWANの浅野さんから湿地条約締結会議COP10に向けての準備状況の報告と体制作りの話しから始まり、湿地条約の理念や全国の各湿地の状況報告など続きました。表浜ネットワークも今期の取り組みはこの湿地条約に始まり、来年の生物多様性国際会議へと続けていきたいと考えています。

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2007年度の孵化調査結果

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※NPO法人表浜ネットワーク調べ
昨年度のアカウミガメの孵化調査をやっとまとめはじめました。52箇所の上陸を確認することが出来ましたが、途中で諸事が重なり全体の把握が今今一つでした。なんとか砂中温度計測に合わせて孵化調査を行いたかったのですがこちらも今一つでした。なかなか難しいものですね。
孵化調査の産卵巣は14箇所です。中にはまるごと不明になってしまった産卵巣もあるのですが、学生さんに調査協力も頂きなんとか実施出来ました。孵化調査では胚の成長段階を5つに分類して目視記録しています。これにはどの段階(ステージ)で成長が止まって死んだかによって要因を推測出来ます。孵卵環境は砂中温度の計測によってある程度の判定が可能です。

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黒潮の変動と我々のくらし

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今日は午後から名古屋大学地球水循環研究センター公開講演会に出向きました。
内容は「黒潮の変動と我々のくらし」と言ったテーマでのシンポジウムです。
黒潮は日本沿岸に沿って流れる外洋の海流です。その海流が日本にとっても、また様々な海洋生物にとっても大きな影響を与えています。当然、ウミガメや砂浜の再生にも大きく関与しています。とても興味深いシンポジウムなので聴講に行ってきました。

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思い込みのウミガメ保護


**思い込みのウミガメ保護vol.1**
※字が読みにくい点了承ください。ポーズボタンを押せば映像は止まって読みやすいですよ。

仔ガメの放流会では目が届く所までしか、私たちは見送っていません。実は放流した仔ガメは沖に向かう事も外洋に出て成長の旅に行くことも出来ていないようです。私たちは見送ってしまえば仔ガメが成長すると思い込んでいるのでは無いのでしょうか?実は仔ガメが海に出てしまったら、その後は何も解っていなかったのが現状だったのです。アカウミガメは北太平洋を海流に乗って成長への旅を行っています。その旅に出る事が出来なかった場合はその仔ガメに待ち受けているのは死だけなのです。現在、その間違った認識の下で行われている保護活動「仔ガメの放流会」で実は何万匹もの仔ガメが犠牲になっているようです。そろそろやめましょう!子どもの感動する心を大人の都合で利用しないで事実を伝えましょう!!

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孵化調査14

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今日はお昼に海から上がって、その後孵化調査に。最後残っていた場所は8月14日の産卵場所です。ここは管理道路に掛かる砂丘の溝に産み付けられています。もう、まったく反応も無く、たぶんここも無精卵の恐れがあります。掘り出して見ると卵も全て小さく薄茶色になっています。陽に透かしてみても陰は無く、黄身のままなのが判ります。

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基準地の温度変化

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今日回収した基準砂丘の温度測定結果です。砂表からの深さ、植生中20センチ(ブルー)、20センチ(ピンク),40センチ(オレンジ),60センチ(グリーン)となっています。但し数日前に20センチと40センチは掘り返されて砂浜に放置されていました。どうやら土曜日に掘り返されたようですね。深さの違いは顕著に温度の高低差に出ています。浅い場合はやはり振り幅が大きくなっています。ただ同じ深さでも植生の中では安定しているのが気になりますね。

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砂中温度計測基準点の回収

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今期は砂浜・砂丘帯の砂中温度変化を捉えるために温度計測を行っています。海岸の色んな条件に産み付けられた幾つかの産卵巣をサンプルに、基準地として測定している自然砂浜・砂丘と比較してみようと考えています。これは孵卵に於いて温度がかなり影響を与えると言う観点から調査しているのです。で、その基準点となる温度計測器が実は掘り出されてしまっていたのです。今朝、基準点観測地に確認に向かうと無惨にも掘り返され、温度計測器(データロガー)が1個だけ転がっていました。なんてことでしょう!

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砂中温度の計測2

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今シーズンの産卵・孵化調査のテーマとして砂浜環境に於ける違いを砂中の温度計測で捉えられないかと計測調査を行っています。これは孵卵に於いてかなり温度に依存するとの事で実施してみました。詳しくは「砂中温度の計測」にてご覧ください。

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孵化調査12

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日没が早くなってきました。秋も深まるのが早そうですね。孵化・脱出も収束傾向なのですがここ数日注視していた産卵巣(移植)が脱出も先週から収束し、ほとんど反応無くなった感があったので孵化調査を行うことにしました。さて、この産卵巣は前浜の中、汀線からほど近い位置に産卵されたそうです。流出の危険性が高かったので背後に細井さんが移植を試みた産卵巣。卵はどれくらいの段階まで進んでいたのでしょうか。ここはかなりの数量が孵化・脱出を終えたようです。

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孵化調査11

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最後に8月10日に上陸した場所です。消波ブロックづたいに上がって砂丘まで到達し産卵したケースです。なかなか孵化・脱出の兆候が見られない為、少し探って確かめたそうですが、表層の卵が変色しているために孵化調査に踏み切りました。ほとんど変色していたようなので無精卵の恐れがあります。その場合は一つの産卵巣の卵は全て孵化しません。卵もなんだか軽く感じます。どうなのでしょうか。

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孵化調査10

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さて、次は海岸の管理道路近く、傾斜堤の脇に産卵したケースです。温度計測(データーロガー)を設置したサンプルなので是非とも孵化の状態と結果を合わせたいと思っていました。なぜなら構造物は温度変化や保水率にも影響を与えると予測されたからです。特にウミガメの卵の成長には砂注温度は性決定など成長にかなり影響を与えるからです。しかし、手違いか既に掘り返されていました。が、未孵化の卵の確認を行っていないと聞き、早速、再度掘り返して未孵化の卵を調べます。産卵環境を知るには孵化に成功した例より、孵化に失敗したケースの方が重要ですから。

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孵化調査9

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さて、次は既に大脱出は終えて収束した産卵巣です。この産卵巣は8月2日に親ウミガメが見事に消波ブロックを乗り越え砂浜の奥の砂丘帯植生の中に産卵したケースです。孵化時の稚ガメの帰海がどうなるか心配でしたが、案の定悲惨な結果になった場所です。その後、収束したようなので孵化調査を行いました。

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孵化調査8

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引き続き孵化調査に。この場所はおもいっきり人が通る場所に産卵しました。8月3日に浜の奥まで上陸し産卵して帰海した場所です。かなり悪条件なので孵化は無理かと思っていたのですが。さて、産卵巣は無事でしょうか。

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孵化調査7

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どうやら明日午後には天気が下り坂のようですから、脱出が収束した産卵巣の孵化調査をしておくことにしました。午後、浜辺に出ると空は晴れていますが、東風が吹き続けています。さすがに波は小さくさざ波程度なのでサーファーは数人しかいません。浮かんでいてもどうにもならないようですね。さて、脱出の収束した産卵巣を探ってみます。この産卵巣は7月27日に産卵された場所です。くっきりとタートルトラックが残っていた場所ですね。しっかりと脱出したようで卵の殻が出てきます。

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脱出時の障害


昨年のアカウミガメの孵化・脱出時です。現場は消波ブロックの内側となっていて、孵化時には稚ガメが帰海する事が困難な状況になってしまいました。構造物がどのように野生動物に影響を与えているのか。映像資料として提示します。(2006年8月撮影)

ふ化調査6

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今朝は脱出が途切れた産卵巣のふ化調査を行うことにしました。7月3日の産卵巣ですが、この産卵巣は汀線から近い前浜に産み落とされたネスト。これを背後に移植したのですが、その後の台風で砂が堆積し埋もれてしまいました。不明となりそうでしたが、なんとか1匹の脱出でネストが判明。移植時には40cmの深さが約1メートルぐらいまでの深さに。中には孵化したが脱出出来なかった稚ガメも14匹、残念ながら既に死んでいました。

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ふ化調査5

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7月20日の砂丘帯での産卵。ふ化の状況としては良い条件なのですが、脱出はなかなか始まりません。産卵時もかなり浅く、約20センチ程度も無い深さだったので、もしや砂表の温度変化に卵は駄目になってしまったかも。疑念から産卵巣を少し探ってみることに。そうすると卵は既に茶色く変色しているではないですか。多少ふ化した抜け殻があり、稚ガメの残留は無いようなのでふ化調査を行うことにしました。

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ふ化調査4

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荒らされてしまった産卵巣のふ化調査をこのまま行う事にしました。この産卵巣は7月29日に親ガメに遭遇した場所のものです。小動物に産卵巣が分かってしまったので残りの卵があるとすると全て捕食されてしまう恐れが予測されます。それならいっそ探って生存している稚ガメも放流し、卵が生存していれば移植する事が良いと判断しました。さて、この地区担当の細井さんにお手伝いを依頼し調査をおこなってみると結果は如何に。

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荒らされた産卵巣は

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今朝、荒らされてしまった産卵巣を午後から調べることに。脱出した稚ガメの足跡が残っていなかった事から、かなりの数で捕食されてしまった事が予想されます。それに捕食者は産卵巣の場所も把握しているだろうから、今晩も必ず訪れるでしょう。その前に残留した稚ガメがいるのか、卵は大丈夫なのか調べておく必要があると考えたのです。

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ふ化調査3

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夕方は孵化・脱出が完了し始めた産卵巣の孵化調査を行いました。対象の産卵巣の場所は7月4日の15番目の上陸7月17日の24番目に上陸が確認された産卵巣です。4日の産卵巣は台風後に脱出が止まっており、17日の産卵巣も脱出が始まってからは音沙汰が無かった場所です。孵化調査には桜丘高校の生物部の皆さんが参加。さっそく調査を行ってみます。

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ふ化調査2

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1回目のふ化調査を午後から行いました。今回は地元の少年野球チームの見学と桜丘高校生物部の協力で行いました。場所は上陸4番目の6月17日の産卵巣です。ここは産卵場所の条件が悪く、背後に移植した産卵巣です。その結果は如何だったのでしょう。脱出も順調に進んだようなのでふ化調査を行ってみました。

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ふ化調査1

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今期、第一回目のふ化調査です。この産卵巣は7番目の6月19日の産卵巣で既に3回ほど多数の脱出が認められました。産卵された場所はちょうど消波ブロックを越えた位置ですが、砂の変動が激しい場所のため、近くの適切な場所に移植したものです。他の自然放置の産卵巣より早く脱出が始まり、十数匹の足跡が続いたので調査に踏み切りました。

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ウミガメを見送ろう!観察会

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昨晩は地元豊橋市の少年野球団、高師スカイラークスの子ども達を招いてアカウミガメの孵化脱出の観察会を行いました。場所は県境、参加者は約30名程度。星空と爽やかな西風のもと、午後8時から産卵巣のある辺りの窪みに砂中温度の測定しながら開始です。少しずつ姿を現した稚ガメは1匹。まだ早いようですね、頭を砂中から出してもずーっと様子を伺っていました。11時にやっと海を目指して帰海。こども達は1匹でも歓声をあげて様子を見ていました。

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2006年度の孵化調査


2006年度の孵化調査風景です。

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