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孵化調査10

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さて、次は海岸の管理道路近く、傾斜堤の脇に産卵したケースです。温度計測(データーロガー)を設置したサンプルなので是非とも孵化の状態と結果を合わせたいと思っていました。なぜなら構造物は温度変化や保水率にも影響を与えると予測されたからです。特にウミガメの卵の成長には砂注温度は性決定など成長にかなり影響を与えるからです。しかし、手違いか既に掘り返されていました。が、未孵化の卵の確認を行っていないと聞き、早速、再度掘り返して未孵化の卵を調べます。産卵環境を知るには孵化に成功した例より、孵化に失敗したケースの方が重要ですから。

掘り起こして抜け殻を並べます。既に掘り出しているのであまり宛にはなりませんが。
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抜け殻は72個。
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ありました未孵化の卵は無事ですね。7個あります。
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未孵化の内、4個は黄身の状態
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この3個は割れて腐敗が進んでいますが胚は見あたらず、いずれも黄身の段階だと思います。
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抜け殻と解体した未孵化の卵
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調査結果
総数79個(掘り出した後なので不確定)
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孵化:72個 ※再調査
未孵化7個内訳
内訳::黄身4個、黄身腐敗3個、
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砂中はかなり低い感じがしましたが、意外と孵化していいますね。脱出時はまったく分かりませんでした。たぶん雨が続いた日なのでしょう。7個の未孵化は初期に成長が止まっています。これは台風4号の影響かも知れません。

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