- 2007-10-02 (火)
- 表浜のウミガメレポート | 表浜の生態系 | 調査公開資料など

日没が早くなってきました。秋も深まるのが早そうですね。孵化・脱出も収束傾向なのですがここ数日注視していた産卵巣(移植)が脱出も先週から収束し、ほとんど反応無くなった感があったので孵化調査を行うことにしました。さて、この産卵巣は前浜の中、汀線からほど近い位置に産卵されたそうです。流出の危険性が高かったので背後に細井さんが移植を試みた産卵巣。卵はどれくらいの段階まで進んでいたのでしょうか。ここはかなりの数量が孵化・脱出を終えたようです。
この産卵巣を移植した細井さんが作業を行います。私はお手伝いですね。

卵の抜け殻は83個分あります。

未孵化の卵は33個分。解体を始めます。

かなり稚ガメの形まで進んでいます。卵黄を抱えたものが多いですね。

胚の形成も見られない黄身の状態は3個

卵黄を抱えた稚ガメの段階まで形成まで進んでいる。(死骸)



脱出寸前の稚ガメ(死骸)


孵化寸前でした。(生存)このまま帰海させようか迷いましたが、明日も曇りなのでこのまま砂中に戻しました。(駄目かな?微妙です)

調査結果
総数116個(細井氏に確認要:詳細)
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孵化:83個 ※いったん掘り出している。
未孵化33個内訳
内訳::黄身3個、稚ガメ形成卵黄を抱えた状態22個、脱出寸前稚ガメ3個(死骸)
脱出寸前稚ガメ3個(生存:砂中の戻す)孵化前の卵2個(生存:砂中の戻す)
生存稚ガメ1匹(帰海)
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9月後半から低温が続いたため、孵化・脱出にバラツキが生じたようです。初めの脱出から日数も経って変化が無くなったのですが、5個の卵が生きていた。残存していた稚ガメもかなり脆弱な様子だったので、このまま死滅する可能性も感じられます。取りあえず生存していたものは砂中に再度、戻す処置。