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種子島の砂浜レポート.2

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さて、目的の前之浜に到着。浜から伸びる砂丘に堆砂垣は見あたりません。どこに設置してあるのか散策することに。海浜植物を追いながら砂丘に登って行くと目の前に南種子の山々が広がりました。そしてなんと丘陵の麓(丘陵の背後位置)に堆砂垣が設置してありました!「おお〜!!」と感動です。田の字型に組んだ堆砂垣が眼下に拡がりました。なんと人の手によって砂浜が守られています。感動!!

これがその堆砂垣です。
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堆砂垣。高さは約60〜80センチ。メダケ等を材料としているようです。この工法に現在でも南種子町から700万程度の予算が付いているそうです。浜の保全方法としては至って低予算でしっかりと効果を出しています。
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堆砂垣の田の字組は砂防目的でこのように組まれる事が多いのでしょうか。
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堆砂垣の全景。位置関係は山ー田ー砂防林ー堆砂垣ー丘陵ー砂浜ー海となっています。
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堆砂垣から丘陵にかけてはハマゴウが砂地を安定させています。
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砂丘はボタ山として海風と飛砂を防ぐ役目とし、また波の遡上に関しても緩やかな傾斜で波を吸収する役目を果たす。
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堆砂垣を見て感動する私。ここでふと疑問が・・。
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と言うのは冬の風は西風で山側から海に。砂防林と丘陵の間に堆砂垣がるのでこの砂丘の砂はどこから??。これには地元に方の話しを聞いてみなくては。
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考えつくのは夏の風が東風で、夏場に砂が移動するのではと。
山ー田ー砂防林ー堆砂垣ー丘陵ー砂浜ー海の位置ですから。
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前の浜の上空から

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また、風と関連してこの砂浜の砂の供給源ですが、白砂(貝殻片も多い)に粒子の細かい多少の黄色い土が混ざっています。
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予想ですが、川からの多少の供給も在るのでしょうが、海食崖からの供給も多いように感じます。

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ですから海側からの堆積が多く、夏場の海から吹き上げる風によって堆砂垣の前面に丘陵が出来るのでは。
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砂地と貝殻の散策
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ビーチコーミングです。
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前之浜から北上し海食崖のある海岸に向かいました。熊野浦の砂浜。
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熊野浦

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沖の島の海食崖を見ると砂と同色なのでこの崖から崩れた土が砂になていると予想出来ますね。
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そして北側には侵食の種が増長されつつあります。
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砂地。黄色い粒子の細かい砂に珊瑚石が混ざっています。
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河口部がせき止められて人工の干潟になっていますね。
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変わって翌日18日の早朝に西側の海岸に出向きました。長浜です。西側とまったく様相が違います。
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中種子の長浜

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曇っているせいかも知れませんが雰囲気は違いますね。
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砂鉄分の多い黒い砂地が混ざっています。
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砂丘帯
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表浜では見慣れた植物コウボウムギ。東岸には見受けられませんでしたが、西岸には少しですが自生していました。
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ハマユウも
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この植物は前之浜にも見受けられました。
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やはりスナシバが多いですね。スナシバ
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