Home > 表浜の生態系

表浜の生態系 Archive

初上陸?

wed5.jpg
今朝は少し薄い雲が拡がっていますが、まだまだ晴天。浜辺も風が弱く、日差しが当たると暑く感じます。海は変わらず穏やかですが、渚線は様相が変わっています。黒いアマモが点々と続いています。東風で漂着が多くなったようですね。少し進むとアメフラシが漂着しています。また少し進むと今度は初カツオノエボシです。今年も始まりましたね、これは黒潮の流れが届いた影響ですね。そしてよく見るとルリ貝が!しかも貝殻は完全状態。ラッキーと下を見て歩くと結構あります。計6個のルリ貝。そして・・・・進むと何やら見慣れた小山が浜辺に。なんとウミガメの甲羅に似ています。まさか・・・のアカウミガメ!早い!!
でも、動きません。ダイ・ストランディング(死亡漂着)ですね。

Continue reading

砂浜は巨大な濾過機

tue26.jpg
今朝は渚線を進むと蒸し暑さを感じます。大潮で満潮の朝は潮位が高く、スウォッシュ・バーが出来上がっています。海は穏やかでうねりは腰程度ですが、砂州で割れずに岸辺でバッシャと割れるショアブレイク。渚線には緑色のアマモも少しですが流れ着いて、漂着物にはピョンピョン跳びはねるハマトビムシ「甲殻類(端脚目)」が飛びついています。このハマトビムシは漂着した海藻類や魚類、動物をこのハマトビムシが食べて分解します。無機類以外はほとんど分解する訳です。このハマトビムシが存在してこそ、砂浜は地球規模の濾過機能を発揮します。小さな生き物の働きこそ、見逃しがちになりますね。

Continue reading

ハマトビムシが活発に

mon34.jpg
今朝も青空が拡がり晴れ渡っています。大潮の海は穏やかでうねりも小さく朝の満潮時はショアブレイクが割れているだけです。渚を進むのも暑さを感じるほど。もうすっかり初夏のような錯覚を受けます。潮溜まりが出来て砂浜は足が深く沈みます。よく見ると何やら盛んに飛び跳ねていますね。砂地にも無数の穴が・・・そう、ハマトビムシのお出まし。先週まではあまり見かけなかったのですが。これから活発に活動する時期となりますね。

Continue reading

カワウの災難

af1.jpg
さきほど、浜辺から電話で通報を頂き急遽海岸に向かいました。何やらカワウが網か何かに絡まって大変なことになっているとか。野鳥の対応はあまり得意ではないのですが、絡まった物を取ればなんとかなるだろうと思い浜辺に。さてさて、浜辺にはカワウが居ました。近寄ってみると何と紐のような何物かが羽に絡んでいます。何なんだと近寄ると・・・。

Continue reading

越戸大山から日出の石門

oyamahi47.jpg
今日はまさに春の陽気ですし、波も無いということで近づく夏に向けて体力調整です。とは言え既にお昼近い。それならと言うことで渥美に向かって、まずはいつもシルエットでしか見ていない「越戸大山」の単独登山!(笑、大袈裟ですね、低山登山です。
しかし、標高300メートル程度の山でも、海岸から一気に傾斜が強くなって、かなりしんどかった昨年の思い出。まあ、体力テストも兼ねて登りました。低山登山とは言え、なまった体にはかなり効きました。その後は小塩津から自転車道で日出の石門に。海浜植物の観察も兼ねて自転車で走りました。

Continue reading

春の表浜ウォーク

sat19.jpg
今朝は波も無いし、天気も快晴なので恒例?の「春の表浜ウォーク」に。
なんの事はないのですが、伊古部から東細谷(県境)まで往復歩きです。波が無いので海岸は週末でも比較的に好いていて、陽気も良く、気持ちの良い海岸散策です。丘陵や海食崖の植生やタイドプールに溜まった貝殻などを散策しながら歩きます。でも、県境から折り返しは逆風(西風)が強くなり、ちょっとしんどい。往復約20キロの軽く気持ちの良い運動になりましたよ。

Continue reading

ラムサール条約湿地を増やす市民の会幹事会

ram1.jpg
1月19日は「ラムサール条約湿地を増やす市民の会」の幹事会に参加してきました。
場所は東京の雑司が谷地域創造館(千登世橋教育文化センター内)と言うことで向かいました。JAWANの浅野さんから湿地条約締結会議COP10に向けての準備状況の報告と体制作りの話しから始まり、湿地条約の理念や全国の各湿地の状況報告など続きました。表浜ネットワークも今期の取り組みはこの湿地条約に始まり、来年の生物多様性国際会議へと続けていきたいと考えています。

Continue reading

思い込みのウミガメ保護


**思い込みのウミガメ保護vol.1**(vol.2は続き
※字が読みにくい点了承ください。ポーズボタンを押せば映像は止まって読みやすいですよ。
(思い込みのウミガメ保護Vol.1〜2、是非ともご参照ください。)

仔ガメの放流会では目が届く所までしか、私たちは見送っていません。実は放流した仔ガメは沖に向かう事も外洋に出て成長の旅に行くことも出来ていないようです。私たちは見送ってしまえば仔ガメが成長すると思い込んでいるのでは無いのでしょうか?実は仔ガメが海に出てしまったら、その後は何も解っていなかったのが現状だったのです。アカウミガメは北太平洋を海流に乗って成長への旅を行っています。その旅に出る事が出来なかった場合はその仔ガメに待ち受けているのは死だけなのです。現在、その間違った認識の下で行われている保護活動「仔ガメの放流会」で実は何万匹もの仔ガメが犠牲になっているようです。そろそろやめましょう!子どもの感動する心を大人の都合で利用しないで事実を伝えましょう!!

Continue reading

孵化調査14

PA140041.jpg
今日はお昼に海から上がって、その後孵化調査に。最後残っていた場所は8月14日の産卵場所です。ここは管理道路に掛かる砂丘の溝に産み付けられています。もう、まったく反応も無く、たぶんここも無精卵の恐れがあります。掘り出して見ると卵も全て小さく薄茶色になっています。陽に透かしてみても陰は無く、黄身のままなのが判ります。

Continue reading

砂中温度計測基準点の回収

IMG_0009.jpg
今期は砂浜・砂丘帯の砂中温度変化を捉えるために温度計測を行っています。海岸の色んな条件に産み付けられた幾つかの産卵巣をサンプルに、基準地として測定している自然砂浜・砂丘と比較してみようと考えています。これは孵卵に於いて温度がかなり影響を与えると言う観点から調査しているのです。で、その基準点となる温度計測器が実は掘り出されてしまっていたのです。今朝、基準点観測地に確認に向かうと無惨にも掘り返され、温度計測器(データロガー)が1個だけ転がっていました。なんてことでしょう!

Continue reading

桜丘高校生物部の発表

PA070011.jpg
日曜日は午前中は桜丘高校の生物部のみなさんの表浜ネットワーク部の発表を見学に行きました。生物部のみなさんは「表浜千夜一夜キャンプ」別名:表浜ブートキャンプ孵化調査に参加してくれたメンバーです。表浜の海岸環境に於けるウミガメに興味を持って貰って参加してくれました。若い人の目で現状の表浜海岸を見て考えてくれるのは、今後のこの海岸のありかた、または方向性を考える時にも重要だと思います。こんな目がどんどん増えていくことが大切ですね。

Continue reading

孵化調査13

IMG_0025.jpg
収束した孵化・脱出、7月25日の産卵巣も何も変化は無いようなので一昨日に確認してみた訳ですが、どうやらここも無精卵の恐れ有り。確かめるために今日孵化調査を行うことに。日没時間が迫ってきた頃合いを見て掘り出します。さて、どうなのでしょうか?

Continue reading

孵化調査12

PA020013.jpg
日没が早くなってきました。秋も深まるのが早そうですね。孵化・脱出も収束傾向なのですがここ数日注視していた産卵巣(移植)が脱出も先週から収束し、ほとんど反応無くなった感があったので孵化調査を行うことにしました。さて、この産卵巣は前浜の中、汀線からほど近い位置に産卵されたそうです。流出の危険性が高かったので背後に細井さんが移植を試みた産卵巣。卵はどれくらいの段階まで進んでいたのでしょうか。ここはかなりの数量が孵化・脱出を終えたようです。

Continue reading

データロガー探索

IMG_0003.jpg
今期の表浜での産卵に於いて温度の影響がどのように関与しているのか、砂中の温度を継続的に測定が可能な温度計測データロガーを産卵巣に設置しました。基準点として5個のデータロガーを砂浜と砂丘帯に設置し、産卵巣には5箇所をサンプルとして設置した訳なのですが、やはり砂浜の変動の大きさや何らかの影響で2個のデータロガーが不明となっています。その内、1箇所は産卵巣ごと行方不明となっている訳ですが、今日はその場所の探索を行いました。

Continue reading

孵化調査11

P9280062.jpg
最後に8月10日に上陸した場所です。消波ブロックづたいに上がって砂丘まで到達し産卵したケースです。なかなか孵化・脱出の兆候が見られない為、少し探って確かめたそうですが、表層の卵が変色しているために孵化調査に踏み切りました。ほとんど変色していたようなので無精卵の恐れがあります。その場合は一つの産卵巣の卵は全て孵化しません。卵もなんだか軽く感じます。どうなのでしょうか。

Continue reading

孵化調査10

P9280054.jpg
さて、次は海岸の管理道路近く、傾斜堤の脇に産卵したケースです。温度計測(データーロガー)を設置したサンプルなので是非とも孵化の状態と結果を合わせたいと思っていました。なぜなら構造物は温度変化や保水率にも影響を与えると予測されたからです。特にウミガメの卵の成長には砂注温度は性決定など成長にかなり影響を与えるからです。しかし、手違いか既に掘り返されていました。が、未孵化の卵の確認を行っていないと聞き、早速、再度掘り返して未孵化の卵を調べます。産卵環境を知るには孵化に成功した例より、孵化に失敗したケースの方が重要ですから。

Continue reading

孵化調査9

P9280035.jpg
さて、次は既に大脱出は終えて収束した産卵巣です。この産卵巣は8月2日に親ウミガメが見事に消波ブロックを乗り越え砂浜の奥の砂丘帯植生の中に産卵したケースです。孵化時の稚ガメの帰海がどうなるか心配でしたが、案の定悲惨な結果になった場所です。その後、収束したようなので孵化調査を行いました。

Continue reading

孵化調査8

P9280008.jpg
引き続き孵化調査に。この場所はおもいっきり人が通る場所に産卵しました。8月3日に浜の奥まで上陸し産卵して帰海した場所です。かなり悪条件なので孵化は無理かと思っていたのですが。さて、産卵巣は無事でしょうか。

Continue reading

孵化調査7

IMG_0002.jpg
どうやら明日午後には天気が下り坂のようですから、脱出が収束した産卵巣の孵化調査をしておくことにしました。午後、浜辺に出ると空は晴れていますが、東風が吹き続けています。さすがに波は小さくさざ波程度なのでサーファーは数人しかいません。浮かんでいてもどうにもならないようですね。さて、脱出の収束した産卵巣を探ってみます。この産卵巣は7月27日に産卵された場所です。くっきりとタートルトラックが残っていた場所ですね。しっかりと脱出したようで卵の殻が出てきます。

Continue reading

ふ化調査6

IMG_0031.jpg
今朝は脱出が途切れた産卵巣のふ化調査を行うことにしました。7月3日の産卵巣ですが、この産卵巣は汀線から近い前浜に産み落とされたネスト。これを背後に移植したのですが、その後の台風で砂が堆積し埋もれてしまいました。不明となりそうでしたが、なんとか1匹の脱出でネストが判明。移植時には40cmの深さが約1メートルぐらいまでの深さに。中には孵化したが脱出出来なかった稚ガメも14匹、残念ながら既に死んでいました。

Continue reading

ふ化調査5

P9210013.jpg
7月20日の砂丘帯での産卵。ふ化の状況としては良い条件なのですが、脱出はなかなか始まりません。産卵時もかなり浅く、約20センチ程度も無い深さだったので、もしや砂表の温度変化に卵は駄目になってしまったかも。疑念から産卵巣を少し探ってみることに。そうすると卵は既に茶色く変色しているではないですか。多少ふ化した抜け殻があり、稚ガメの残留は無いようなのでふ化調査を行うことにしました。

Continue reading

ふ化調査4

IMG_0036.jpg
荒らされてしまった産卵巣のふ化調査をこのまま行う事にしました。この産卵巣は7月29日に親ガメに遭遇した場所のものです。小動物に産卵巣が分かってしまったので残りの卵があるとすると全て捕食されてしまう恐れが予測されます。それならいっそ探って生存している稚ガメも放流し、卵が生存していれば移植する事が良いと判断しました。さて、この地区担当の細井さんにお手伝いを依頼し調査をおこなってみると結果は如何に。

Continue reading

荒らされた産卵巣

IMG_0011.jpg
今朝、荒らされてしまった産卵巣を午後から調べることに。脱出した稚ガメの足跡が残っていなかった事から、かなりの数で捕食されてしまった事が予想されます。それに捕食者は産卵巣の場所も把握しているだろうから、今晩も必ず訪れるでしょう。その前に残留した稚ガメがいるのか、卵は大丈夫なのか調べておく必要があると考えたのです。

Continue reading

ふ化調査3

P9120009.jpg
夕方は孵化・脱出が完了し始めた産卵巣の孵化調査を行いました。対象の産卵巣の場所は7月4日の15番目の上陸7月17日の24番目に上陸が確認された産卵巣です。4日の産卵巣は台風後に脱出が止まっており、17日の産卵巣も脱出が始まってからは音沙汰が無かった場所です。孵化調査には桜丘高校の生物部の皆さんが参加。さっそく調査を行ってみます。

Continue reading

ふ化調査2

P2140609.jpg
1回目のふ化調査を午後から行いました。今回は地元の少年野球チームの見学と桜丘高校生物部の協力で行いました。場所は上陸4番目の6月17日の産卵巣です。ここは産卵場所の条件が悪く、背後に移植した産卵巣です。その結果は如何だったのでしょう。脱出も順調に進んだようなのでふ化調査を行ってみました。

Continue reading

ふ化調査1

P8210005.jpg
今期、第一回目のふ化調査です。この産卵巣は7番目の6月19日の産卵巣で既に3回ほど多数の脱出が認められました。産卵された場所はちょうど消波ブロックを越えた位置ですが、砂の変動が激しい場所のため、近くの適切な場所に移植したものです。他の自然放置の産卵巣より早く脱出が始まり、十数匹の足跡が続いたので調査に踏み切りました。

Continue reading

ウミガメを見送ろう!観察会

P8170018.jpg
昨晩は地元豊橋市の少年野球団、高師スカイラークスの子ども達を招いてアカウミガメの孵化脱出の観察会を行いました。場所は県境、参加者は約30名程度。星空と爽やかな西風のもと、午後8時から産卵巣のある辺りの窪みに砂中温度の測定しながら開始です。少しずつ姿を現した稚ガメは1匹。まだ早いようですね、頭を砂中から出してもずーっと様子を伺っていました。11時にやっと海を目指して帰海。こども達は1匹でも歓声をあげて様子を見ていました。

Continue reading

コアジサシ

IMG_8794.jpg
夕方、浜辺に戻るとキィキィと聞き覚えのある鳥の鳴き声が海上から聞こえてきました。
そう、コアジサシです。素早く空中に止まり、そのまま海中にダイブする様は目が追えないほど素早い。数羽の群れでツバメのように自由自在に海上を飛んでいました。

Continue reading

エッチガニ

IMG_8442.jpg
甲羅にHの文字が入っているからエッチガニと呼ばれています。本当の名前はヒラツメガニ。今朝、釣り人が大きなエッチガニを釣り上げていました。通常は網で捕らえるのですが(その模様は昨年のブログに)味噌汁に入れると旨いのです。今朝は雲が拡がり東風が強く吹き始めています。砂浜の風紋も西風から変わって東から西に流れています。

Continue reading

Home > 表浜の生態系

Links
SUPPORT
Search
Feeds

Page Top