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調査公開資料など Archive

アカウミガメのストランディング

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今朝のアカウミガメのストランディング情報です。
甲長は約70センチ。甲幅は約50センチのアカウミガメの若い成体のようです。外傷は特に見あたらず、両目の眼球は抜け落ちてしまっている程度。四肢は残っており、左前ヒレの指が骨化している。また首周りが腐食が進んで大きく腫れ上がっていました。甲羅には付着は少なく、鱗板が少し剥がれ落ちています。総排出口も残っておりました。

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2007年度のアカウミガメ上陸・産卵孵化調査報告

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2007年度での表浜海岸に産卵に訪れるアカウミガメの調査報告を作成しました。
孵化調査と上陸地・タートルトラックの報告です。

報告書はPDFファイルです。
2007年アカウミガメ上陸・産卵・孵化調査報告書・・・12.9MB (ダウンロードにはブロードバンド推薦)

http://www.omotehama.org/pdf/2007Report.pdf

2007年度の孵化調査結果

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※NPO法人表浜ネットワーク調べ
昨年度のアカウミガメの孵化調査をやっとまとめはじめました。52箇所の上陸を確認することが出来ましたが、途中で諸事が重なり全体の把握が今今一つでした。なんとか砂中温度計測に合わせて孵化調査を行いたかったのですがこちらも今一つでした。なかなか難しいものですね。
孵化調査の産卵巣は14箇所です。中にはまるごと不明になってしまった産卵巣もあるのですが、学生さんに調査協力も頂きなんとか実施出来ました。孵化調査では胚の成長段階を5つに分類して目視記録しています。これにはどの段階(ステージ)で成長が止まって死んだかによって要因を推測出来ます。孵卵環境は砂中温度の計測によってある程度の判定が可能です。

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思い込みのウミガメ保護


**思い込みのウミガメ保護vol.1**(vol.2は続き
※字が読みにくい点了承ください。ポーズボタンを押せば映像は止まって読みやすいですよ。
(思い込みのウミガメ保護Vol.1〜2、是非ともご参照ください。)

仔ガメの放流会では目が届く所までしか、私たちは見送っていません。実は放流した仔ガメは沖に向かう事も外洋に出て成長の旅に行くことも出来ていないようです。私たちは見送ってしまえば仔ガメが成長すると思い込んでいるのでは無いのでしょうか?実は仔ガメが海に出てしまったら、その後は何も解っていなかったのが現状だったのです。アカウミガメは北太平洋を海流に乗って成長への旅を行っています。その旅に出る事が出来なかった場合はその仔ガメに待ち受けているのは死だけなのです。現在、その間違った認識の下で行われている保護活動「仔ガメの放流会」で実は何万匹もの仔ガメが犠牲になっているようです。そろそろやめましょう!子どもの感動する心を大人の都合で利用しないで事実を伝えましょう!!

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表浜海岸の海浜図

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砂浜は様々な自然作用で形成されています。海側では沿岸流などの海流によって砂は運ばれて沿岸砂州の形成を行います。そして陸側では風などによって砂は運ばれて砂丘や砂浜を形成しています。その砂の循環は砂浜の領域に様々な作用と運動を起こしています。海浜の環境特性や植物のグラデーションなども含めた「表浜海岸の海浜図」を公開致します。ご参考にしてください。

表浜海岸の海浜図
http://www.omotehama.org/pdf/omotehamacoast.pdf

孵化脱出時の障害


2005年度の孵化脱出の障害例です。
親ガメの上陸時には埋もれていた消波ブロックが、稚ガメの孵化・脱出時には露出してしまったケースです。春先から夏にかけては堆積傾向にある砂浜が、晩夏を迎えると低気圧や台風、または高潮・潮位変動から砂浜は減少傾向に向かうようです。ちょうど、その減少時期に孵化・脱出時期と重なる事がこのような問題を起こしている一要因となっているのかも知れません。

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孵化調査14

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今日はお昼に海から上がって、その後孵化調査に。最後残っていた場所は8月14日の産卵場所です。ここは管理道路に掛かる砂丘の溝に産み付けられています。もう、まったく反応も無く、たぶんここも無精卵の恐れがあります。掘り出して見ると卵も全て小さく薄茶色になっています。陽に透かしてみても陰は無く、黄身のままなのが判ります。

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基準地の温度変化

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今日回収した基準砂丘の温度測定結果です。砂表からの深さ、植生中20センチ(ブルー)、20センチ(ピンク),40センチ(オレンジ),60センチ(グリーン)となっています。但し数日前に20センチと40センチは掘り返されて砂浜に放置されていました。どうやら土曜日に掘り返されたようですね。深さの違いは顕著に温度の高低差に出ています。浅い場合はやはり振り幅が大きくなっています。ただ同じ深さでも植生の中では安定しているのが気になりますね。

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砂中温度計測基準点の回収

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今期は砂浜・砂丘帯の砂中温度変化を捉えるために温度計測を行っています。海岸の色んな条件に産み付けられた幾つかの産卵巣をサンプルに、基準地として測定している自然砂浜・砂丘と比較してみようと考えています。これは孵卵に於いて温度がかなり影響を与えると言う観点から調査しているのです。で、その基準点となる温度計測器が実は掘り出されてしまっていたのです。今朝、基準点観測地に確認に向かうと無惨にも掘り返され、温度計測器(データロガー)が1個だけ転がっていました。なんてことでしょう!

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孵化調査13

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収束した孵化・脱出、7月25日の産卵巣も何も変化は無いようなので一昨日に確認してみた訳ですが、どうやらここも無精卵の恐れ有り。確かめるために今日孵化調査を行うことに。日没時間が迫ってきた頃合いを見て掘り出します。さて、どうなのでしょうか?

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砂中温度の計測2

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今シーズンの産卵・孵化調査のテーマとして砂浜環境に於ける違いを砂中の温度計測で捉えられないかと計測調査を行っています。これは孵卵に於いてかなり温度に依存するとの事で実施してみました。詳しくは「砂中温度の計測」にてご覧ください。

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孵化調査12

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日没が早くなってきました。秋も深まるのが早そうですね。孵化・脱出も収束傾向なのですがここ数日注視していた産卵巣(移植)が脱出も先週から収束し、ほとんど反応無くなった感があったので孵化調査を行うことにしました。さて、この産卵巣は前浜の中、汀線からほど近い位置に産卵されたそうです。流出の危険性が高かったので背後に細井さんが移植を試みた産卵巣。卵はどれくらいの段階まで進んでいたのでしょうか。ここはかなりの数量が孵化・脱出を終えたようです。

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データロガー探索

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今期の表浜での産卵に於いて温度の影響がどのように関与しているのか、砂中の温度を継続的に測定が可能な温度計測データロガーを産卵巣に設置しました。基準点として5個のデータロガーを砂浜と砂丘帯に設置し、産卵巣には5箇所をサンプルとして設置した訳なのですが、やはり砂浜の変動の大きさや何らかの影響で2個のデータロガーが不明となっています。その内、1箇所は産卵巣ごと行方不明となっている訳ですが、今日はその場所の探索を行いました。

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孵化調査11

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最後に8月10日に上陸した場所です。消波ブロックづたいに上がって砂丘まで到達し産卵したケースです。なかなか孵化・脱出の兆候が見られない為、少し探って確かめたそうですが、表層の卵が変色しているために孵化調査に踏み切りました。ほとんど変色していたようなので無精卵の恐れがあります。その場合は一つの産卵巣の卵は全て孵化しません。卵もなんだか軽く感じます。どうなのでしょうか。

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孵化調査10

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さて、次は海岸の管理道路近く、傾斜堤の脇に産卵したケースです。温度計測(データーロガー)を設置したサンプルなので是非とも孵化の状態と結果を合わせたいと思っていました。なぜなら構造物は温度変化や保水率にも影響を与えると予測されたからです。特にウミガメの卵の成長には砂注温度は性決定など成長にかなり影響を与えるからです。しかし、手違いか既に掘り返されていました。が、未孵化の卵の確認を行っていないと聞き、早速、再度掘り返して未孵化の卵を調べます。産卵環境を知るには孵化に成功した例より、孵化に失敗したケースの方が重要ですから。

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孵化調査9

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さて、次は既に大脱出は終えて収束した産卵巣です。この産卵巣は8月2日に親ウミガメが見事に消波ブロックを乗り越え砂浜の奥の砂丘帯植生の中に産卵したケースです。孵化時の稚ガメの帰海がどうなるか心配でしたが、案の定悲惨な結果になった場所です。その後、収束したようなので孵化調査を行いました。

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孵化調査8

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引き続き孵化調査に。この場所はおもいっきり人が通る場所に産卵しました。8月3日に浜の奥まで上陸し産卵して帰海した場所です。かなり悪条件なので孵化は無理かと思っていたのですが。さて、産卵巣は無事でしょうか。

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孵化調査7

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どうやら明日午後には天気が下り坂のようですから、脱出が収束した産卵巣の孵化調査をしておくことにしました。午後、浜辺に出ると空は晴れていますが、東風が吹き続けています。さすがに波は小さくさざ波程度なのでサーファーは数人しかいません。浮かんでいてもどうにもならないようですね。さて、脱出の収束した産卵巣を探ってみます。この産卵巣は7月27日に産卵された場所です。くっきりとタートルトラックが残っていた場所ですね。しっかりと脱出したようで卵の殻が出てきます。

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ふ化調査6

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今朝は脱出が途切れた産卵巣のふ化調査を行うことにしました。7月3日の産卵巣ですが、この産卵巣は汀線から近い前浜に産み落とされたネスト。これを背後に移植したのですが、その後の台風で砂が堆積し埋もれてしまいました。不明となりそうでしたが、なんとか1匹の脱出でネストが判明。移植時には40cmの深さが約1メートルぐらいまでの深さに。中には孵化したが脱出出来なかった稚ガメも14匹、残念ながら既に死んでいました。

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砂中温度の計測

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9月中半になってふ化・脱出が終了した産卵巣から、設置したデーターロガーを回収しました。
まずは第一に、堆砂垣にて作った小島の砂丘に移植した場所。6月19日の小島移植モデル
そして、海岸の管理道路近くに産卵した寺沢。ここは傾斜堤などがどのように影響を与えるのか記録してみたいと思って設置。7月2日の寺沢の管理道路脇モデル
そして東細谷の植生のある砂丘帯に設置した東細谷。7月17日の東細谷の植生のある砂丘帯モデル
(データロガーの設定は15分のインターバル測定です。)

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ふ化調査5

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7月20日の砂丘帯での産卵。ふ化の状況としては良い条件なのですが、脱出はなかなか始まりません。産卵時もかなり浅く、約20センチ程度も無い深さだったので、もしや砂表の温度変化に卵は駄目になってしまったかも。疑念から産卵巣を少し探ってみることに。そうすると卵は既に茶色く変色しているではないですか。多少ふ化した抜け殻があり、稚ガメの残留は無いようなのでふ化調査を行うことにしました。

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ふ化調査4

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荒らされてしまった産卵巣のふ化調査をこのまま行う事にしました。この産卵巣は7月29日に親ガメに遭遇した場所のものです。小動物に産卵巣が分かってしまったので残りの卵があるとすると全て捕食されてしまう恐れが予測されます。それならいっそ探って生存している稚ガメも放流し、卵が生存していれば移植する事が良いと判断しました。さて、この地区担当の細井さんにお手伝いを依頼し調査をおこなってみると結果は如何に。

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荒らされた産卵巣

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今朝、荒らされてしまった産卵巣を午後から調べることに。脱出した稚ガメの足跡が残っていなかった事から、かなりの数で捕食されてしまった事が予想されます。それに捕食者は産卵巣の場所も把握しているだろうから、今晩も必ず訪れるでしょう。その前に残留した稚ガメがいるのか、卵は大丈夫なのか調べておく必要があると考えたのです。

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ふ化調査3

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夕方は孵化・脱出が完了し始めた産卵巣の孵化調査を行いました。対象の産卵巣の場所は7月4日の15番目の上陸7月17日の24番目に上陸が確認された産卵巣です。4日の産卵巣は台風後に脱出が止まっており、17日の産卵巣も脱出が始まってからは音沙汰が無かった場所です。孵化調査には桜丘高校の生物部の皆さんが参加。さっそく調査を行ってみます。

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ふ化調査2

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1回目のふ化調査を午後から行いました。今回は地元の少年野球チームの見学と桜丘高校生物部の協力で行いました。場所は上陸4番目の6月17日の産卵巣です。ここは産卵場所の条件が悪く、背後に移植した産卵巣です。その結果は如何だったのでしょう。脱出も順調に進んだようなのでふ化調査を行ってみました。

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ふ化調査1

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今期、第一回目のふ化調査です。この産卵巣は7番目の6月19日の産卵巣で既に3回ほど多数の脱出が認められました。産卵された場所はちょうど消波ブロックを越えた位置ですが、砂の変動が激しい場所のため、近くの適切な場所に移植したものです。他の自然放置の産卵巣より早く脱出が始まり、十数匹の足跡が続いたので調査に踏み切りました。

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小島砂丘帯の移植調査

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今期のテーマとして「人工化が進んだ海岸から、自然砂丘帯への産卵巣の移植」のサンプルとして第一回目の移植を行いました。6月19日に小松原の消波ブロックに乗り上げ越えてしまい産卵したケースを帰海時の困難さを考慮し移植しました。
この例は海岸幅が約15メートル。汀線から5〜6メートルで消波ブロック。その背後は傾斜堤と言った場所に産卵されていました。移植先は安定した砂浜で養浜のため堆砂垣で砂丘を造り上げた場所です。砂中温度も見ていこうと言う事でデーター ロガーも設置しました。

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データロガー設置

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砂丘帯の砂中温度変化を捉えるためにデータロガー設置しました。
満干汀線から40メートルの位置に深さ、20センチ、40センチ、60センチと深さを変えて3個のデータロガーを設置。その地点から海側へ15メートル約40センチに1個、そして後方約10メートルの砂丘帯に1個と計5個です。これで砂浜から砂丘の砂中温度を調べるのです。
これはアカウミガメの理想的な産卵条件を探る為の調査です。さあ〜て、上手く動作してくれると良いのですが。

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