- 2008-08-20 (水)
- 今日の表浜海岸 | 表浜のウミガメレポート

未明は月が高く、月光に浜辺は照らされています。巡回を始めると直ぐに久々に上陸跡。汀線からくっきりと浜辺に残るタートルトラック。しかし、よく見るといつもと何だか足跡に違いを感じます。どうやら前ヒレがいつもは交互なのに同時に使って進んでいるような感じです。通常アカウミガメは交互なのですが、より体が大きいアオウミガメは体重の重さからか、前ヒレを同時に使って進みます。これはひょっとしてアオウミガメなのでしょうか。アオウミガメは未だ本州では上陸・産卵は認められていません。今期になって同様の足跡が田原市は赤羽根で確認されており、どうやらアオウミガメの可能性は高いのでは?これがアオウミガメならば、いよいよ気候変動の影響か、北上化なのかも知れません。
ウミガメの足跡の違い。
資料:日本ウミガメ協議会より。
日本では小笠原諸島、屋久島以 南の南西諸島で産卵が行われている。 体色は背面は黒に近い濃緑色、腹面は淡黄色である。上顎と下顎の縁辺部が、植物を食べやすいようにギザギザになっている。頭部はアカウミガメに比べて小さい。
今朝の足跡


通常より、足跡幅が広く、前ヒレが同時に使われています。

未明の確認時。

いつもと違う足跡。



足跡を辿っていくと。浜奥で折り返し、そのまま産卵行動も無く帰海しています。



明るくなってからの確認

浜奥まで到達


アオウミガメの可能性が高いですね。

今朝の海


未明の巡回時。月は高いですね。

西七根の浜

以下、今村調査分。
県境

東細谷の浜崖

消波ブロックに阻まれる子ガメの足跡

隙間から脱出した子ガメはわずかな様です。せめて配置するときに切れ目をいれればいいのですが・・・

細谷

小判田川



Comments:8
- canada 2008-10-24 (金) 22:00
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ひょっとして、そうだったみたいですね(^_^)
http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20081021-OYT1T00707.htm
アオウミガメの産卵、本州で初めて愛知県で確認omotehamaさまのご活動があちこちで取り上げられていてほんと凄いなぁと思います!
- omotehama 2008-10-27 (月) 09:59
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canadaさま:
いえいえ、実はお恥ずかしい話し、当日は産卵巣は見つけられなかったのですよ。どうやらゲリラ豪雨で流されて出てきて、やっと判ったみたいな話しです。早めに判っていればもう少し慎重に取り上げることができたのですが、死滅とは残念でした。 - アカネズミ 2009-02-04 (水) 21:10
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こんばんは。 はじめまして。 伊豆大島でウミガメと海岸の観察をしている者です。 温暖化によるアオウミガメの上陸産卵の北上に関心を持っています。 この時の上陸で産卵があった、ということなのでしょうか? 植生帯まで達してUターンしているとのことですが、ピットらしきものはありましたでしょうか? どのように産卵巣を捜索されましたでしょうか? 浜の東側から上陸して、西側へ下って帰海しているように見えますが、足跡幅などの測定はありますか? 赤羽海岸の上陸カメは右前肢が着地していないとのこと。このアオも上陸跡が左右不均等で、上記のようなルートでしたら、右手の着地跡がはっきりしていないように見えます。同一個体かと思われますが、どうお考えでしょうか? 大島でも2008年9月にアオの上陸産卵がありました。 どうぞ宜しくお願い致します。
- omotehama 2009-02-04 (水) 22:44
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アカネズミさま:
はじめまして。この上陸で産卵は認められましたが、残念ながら生育は失敗しました。翌週の濁流で押し流され、再度埋め戻されたようですが、産卵巣は水気が多い場所なので1個体しか成長出来なかったようです。孵化直前まで1個体だけ成長したという不思議なケースです。実は私はこのとき、最初にトラックを見て異様だったので、赤羽根の件も知っていましたから「ひょっとして」と慎重にピットあとを探しました。折り返し地点は植生の中で、近くに小さな水路があり、まったくピット跡は見つからなかったのです。あと、赤羽根の上陸の件でアオウミガメはアカウミガメより砂浜奥まで行くという上陸特性を聞いていたので、これは奥行きが足らなくて引き返したものだと現場を見て納得してしまったのです。実は右フリッパー跡が不均衡とはあまり気が付きませんでした。やや押しが弱めで斜めの箇所もあるかと感じたぐらいですが、着地はしていました。赤羽根の上陸後、約5週目にあたるかと思いますので、同じ個体の可能性が高いかと思いますし、表浜は広いので人知られずに、2週目にあと一回はどこかに上陸産卵しているのではと思っています。 - アカネズミ 2009-02-05 (木) 23:35
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omotehamaさま こんばんは。ご返信ありがとうございます。
赤羽根の水川海岸から高塚海岸まで十数キロメートル程でしょうか? 済みません。写真を拝見して、昨夜のコメントの中で、着地が不完全なように見えたのは、左前肢でした。訂正させて下さい。
産卵後、約10日目の豪雨で押し流されて、水没、転卵したにもかかわらず、1匹でも発生が進んだというのは奇跡的だったというべきかも知れませんね。流出した後、埋め戻されたのは、元と同じ水気の多い場所だったのでしょうか? 卵が大きくてアオウミガメの可能性があると分かっていながら、孵化場やより安全な場所へ移植されなかったのはどうしてだったと思われますか?
水路の近くの植生に上手く隠すように産んだということなのでしょうか。こちらでのアカの一例ですが、ピット跡がなく、産卵巣が浅いところにあったことを思い出しました。そんなケースだったのかも知れませんね。
お元気でご活躍下さい。それでは、また。 - Omotehama 2009-02-06 (金) 13:54
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アカネズミさま:
赤羽根の大草海岸でしょうか、約16kmぐらいでしょうか。
まさにです。1匹の発生は奇跡的でしたし、土砂で押し流された後の対応によっては孵化出来たかと思うと残念です。残念なことに連絡が上手く行かなかったんですね。10日程度でしたら一度ぐらい水に浸っても、たぶん大丈夫だったのではと思います。その後に問題があったのでしょうか。孵化結果もはっきりとしないため、他の卵がどこまでステージが進んだのかも判りません。
アカウミガメでピット跡が植生の中でまったく判らない例も経験しています。たぶん、場所とアオウミガメという先入観が働いてしまったので、しっかり見切らなかったかと、今でも残念に思います。今後とも、伊豆大島からの情報交換等よろしくお願いします。 - アカネズミ 2009-02-06 (金) 22:08
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omotehama様
こちらこそ、今後共よろしくお願い致します。 - アカネズミ 2009-02-06 (金) 22:08
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omotehama様
こちらこそ、今後共よろしくお願い致します。