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湖面のような海

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今朝は穏やかに海は凪いでいます。うねりも無く凹凸の無い海、波打ち際に立つと真っ平らな海が拡がって浜名大橋辺りまで見渡せます。しかし、残念ながら海面のように穏やかになれないことが進行しつつあるようです。

砂丘の植生を荒らして何やら建設中のようです。
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僅かな植生域を壊してまで何を作っているのでしょう?
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どうやら、「生物多様性」の名の元で、まったく生物多様性を無視した事業「孵化場」が、ここで始まるようですね。安易な保護介入は環境の多様性の上に成り立つ種にとって、種の劣化を増長させるだけです。なんで理解が出来ないのでしょうか。
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散々述べてきたのですが、まったく理解が進んでいないようです。
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安易に野生動物に手を出し、集約をしてしまうことは野生動物に対して過剰関与となってしまいます。生物多様性の意味からも真逆なことを行うようです。ウミガメは危険分散をさせる為でもありますが、T.S.Dにも理解出来るように、孵卵中の生育環境を多様にすることで外部から受ける影響を利用し多様化しているのです。「孵化場」のような集約はこの多様性を無視した行いとしか言えません。孵化場への集約は多様性と対極にあるのです。

思い込みのウミガメ保護

本来の生物多様性事業「多様な環境の構築こそ多様性です」

片や、豊橋市がせっかく「エコ・コースト事業」という形で自然の砂浜を再生させている自然再生事業を行っているのですが、これでは台無しです。自然の砂浜を再生することは立派な「生物多様性」事業と言えます。それは砂浜の持つ複雑多様な自然構成があるが故にウミガメが成育するのであって、安易な集約は人から見た「生産性」のみを求めています。この生産性を進めると、均一化を進めることになり、多様な環境影響を受けて成長する爬虫類、特にアカウミガメは多様性を失います。複雑な砂浜環境を孵卵環境とするウミガメにとっては逆行する行いと言えます。このような多様な環境「砂浜」を構築することが真の「生物多様性事業」と言えるのです。
 この「孵化場」事業では何故に話し合いが出来ないのでしょうか。
表浜ネットワークは長年、この表浜で自然再生と調査に取り組んでいる訳ですが、こちらは話し合いに参加する手立てさえありません。閉鎖的な状況で進められた経緯も不明です。
私たち市民が養浜活動で一生懸命、自然の砂浜づくりを「ウミガメの里浜づくり」として実施しているのですが、何も知らされず、このような形で進められるのはどうも理解出来ません。

お昼に確認に行くと。
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果たしてこのような囲いに囲み込んだ保護が多様性を理解した事業と言えるのでしょうか?
囲いの中は均一な環境にならざる負えません。
ウミガメは二億年近く、砂浜と海洋に生きる道を見言い出してきました。
人の保護(擬人化)という生態を無視した行いに「生物多様性」を見出すことは無理でしょう。今でも間に合います。考え直しませんか?本当の「生物の多様性」を見出す事業に。

今朝の浜辺
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こちらはエコ・コースト事業
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自然な砂浜を再生しています。
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市民の手による養浜活動。堆砂垣。
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夕方の浜
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Comments:4

うしおくん 2009-03-11 (水) 18:08

6年間、海亀調査に携わってきましたが
私の経験上では建物で囲った孵化場は
子亀(稚ガメ)にとって無用な物です。
建物の造りはどのように形式で建てるかは分かりませんが
子ガメの孵化、脱出は一般に夜と思われていますが
夜、夜中だけだとは限りません。
私の所(湖西)では去年、夕日が沈みかけている時に
脱出劇が有り孵化、脱出した稚ガメは全部が砂浜を夕日に
向かって歩いて行く稚ガメがが確認されました。
AM7時の太陽が眩しい朝の時もありました。
それから自力で海に向かって行きます。
孵化場内から出られなかった稚ガメは天敵に襲われる事も無く
安全かもしれませんが1分1秒でも自力で安全な海域に向かって
24時間泳ぎ続けます。
建物から出られない場合でも自然と海の方向に壁があれば
海の方向でもがいています。
砂丘の植生の根は砂の中の卵の温度調整に
大切な仕事しています。
大雨で発生する洪水の流出、台風波に流されるのも
防ぐ役割をしているのは植生の根です。
建物内の砂も2年に1度は1m以上砂を掘り出して
入れ替えなければいけません。
建物を建てるのでしたらまだロープで囲い
海亀の卵が入っていますから皆さん!暖かく見守って下さい。の
たて看板を立てた方がまだましと思います。
管轄外の私がこのような書き込みをして何だ!と思われますが
建設に携わっている皆様、もう1度お願いします。
他方面の話も聞いて最善な方向性を取って下さい。 
お願いします。

Omotehama 2009-03-11 (水) 19:28

まさにですね。囲いのある環境は一見、安全なように見えますが、実は束縛しているのです。野生動物を束縛して何故に「生物の多様性」を訴えるのか・・・。矛盾に気が付かないようです。現場からの適切なコメント、ありがとうございます。

sakuraOB 2009-03-12 (木) 01:22

生物の多様性の上に成り立つ繊細なバランスを一切無視した行為に見えますね。
case-by-caseもありますから、必ずしもこの手法が間違っているかは素人の自分には判断できません。
しかし、本来の目的を見失っているように思います。
我々が真剣に取り組まねばならないのは、希少種のウミガメの孵化率・孵化数を向上させることだけではないはずですよね。
複雑・多様化した自然環境の中で、共生していく道を追求すべきでは…
一体この事業は誰の管轄で行われているんでしょうか?
せっかくのエココースト事業も矛盾した環境整備計画の中で反故にならないことを祈ります。
暫く活動に参加させて頂いていなかった間に、エココースト事業が発表された折には本当に嬉しかったのですが…
以前、田中代表が「ウミガメも人間も自然の一部」とおっしゃっておられました。
当たり前のような言葉ですが、そういった観点は本当に大事ですよね。
地球を使った水族館が作られているようで、一市民として危機感を感じます。

Omotehama 2009-03-12 (木) 22:31

そうだよねえ、せっかく豊橋市は「エコ・コースト事業」として自然の砂浜を再生させて来たのに。自然の砂浜に敵う孵卵環境は有り得ません。みんなが一生懸命、堆砂垣を作って砂浜の保全活動してきても、何も知らされずにこれでは・・・・悲しいね。

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