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東三河生物多様性保全事業説明会


問題となる表浜に設置された「孵化場」
その事業である「東三河生物多様性保全事業」の説明が設置後、初めて表浜ネットワークに伝えられました。何か釈然としない経過のこの事業。
その説明会の模様をお伝えいたします。

その後の協議によって以下の条文に沿って活動することが決定されました。

1.産卵巣保護の原則
可能な限り産卵巣に手を加えることなく、自然ふ化を待つ。自然ふ化が困難と判断する場合に限り移植をする。

2.産卵した場所から移植することを検討する場合(以前は移植する場合でしたが、移植を検討する場合に変更)
①波で水没する恐れがある。(汀線からの距離が確保されていない)
②海岸構造物等により、ふ化した子ガメが円滑に帰海できない。
③船出し場所、駐車場の直前、海浜への通路など、人の出入りが激しい。
④後背地からの水流による流出や、土砂の堆積の恐れがある。
⑤卵が地表に露出している場合など特異な産卵状況である。
⑥その他、確実なふ化、帰海を阻害する要因が限定される。

3.移植の方法
①前項について回避できる移植適地が付近にある場合は、その場所へ移植する。(今までの対応処置)
②付近に移植適地と思われる場所がない場合は、やむを得ない場合を除き、地元保護団体である豊橋うみがめクラブ及びNPO法人表浜ネットワークによる協議の上、最寄りの孵化場へ搬送、移植する。

4.移植にあたっての留意事項
①卵の扱い、移送は丁寧に、振動はふ化率を低下させる恐れがある。
②移植は産卵後にできるだけ早い時期に行うこととし、卵頂部が白化するなど胚の発生が始まっている場合は原則として移植しない。
③できるだけ、最初の産卵巣の環境に近づける。(巣の深さや形、卵の産卵順、卵の上下の逆転が無いように、など)
④移植した巣の砂戻しの際、深さ55~60cm程度の穴を掘り、卵塊上部から地表までが30~35cmぐらいの深さを保つ。
⑤移植作業はできるだけ手短に。(乾燥した空気に長時間さらさない)

5.移植する場合の手順
①卵を取り出し、計数しながら運搬用器に並べる。(上から下へ、卵頂部にマーカー等で印しを付け、卵の上下が逆転しないように注意する)
②移植場所へ運搬する。
③移植場所に巣穴を掘る。
④卵を巣穴に戻す。(取り出した時の逆順に)
⑤砂を被せる。(埋め戻し)
⑥移植の記録をとる。(移植日時、移植場所、移植した卵数など)

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