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PREDATION RISK TO LOGGERHEAD HATCHLINGS AT A HIGH-DENSITY NESTING BEACH IN SOUTHEAST FLORIDA

  • 2009-06-08 (月)

最近はBULLETIN OF MARINE SCIENCE,74(2):325-335,2004に掲載されたKelly R. Stewart and Jeanette Wynekenの投稿した論文を翻訳してみたりしなかったりしています。

タイトルは
「高密度産卵地 フロリダ南東部における孵化直後のアカウミガメの捕食リスク」
でしょうか。

翻訳間違いがありましたらご指摘ください。

ABSTRACT
It has been suggested that mortality is high for early life history stages of long-lived
vertebrates such as sea turtles.
アカウミガメのような寿命の長い脊椎動物の死亡率は生活史の初期に高いといわれている。

However, few studies have quantified mortality rates for these stages.
しかし、これらの初期段階の死亡率を定量化した研究はほとんどない。

We assessed the risk to loggerhead sea turtle hatchlings at the commencement of their offshore migration from a natural high-density nesting beach (Juno Beach,Florida),
and at high-density (managed) open-beach hatchery sites.
我々は、孵化直後のアカウミガメを対象に自然の高密度産卵地(ジューノービーチ、フロリダ)と管理された孵化場のある砂浜で子ガメの沖合への移動の際のリスクについて評価した。

We followed individual hatchlings by kayak,
我々はカヤックを用いて孵化したての子ガメについて個々に調査した。

at night as they left the beach, to document the proportion of turtles that survived their initial 15 min in the water.
夜になり、子ガメが海へと向かった後、海中において最初の15分間に生き残った子ガメの割合を調査した。

Of the 217 hatchlings followed,
206 survived for an observed survival rate of 95%.
217の子ガメのうち206の子ガメが生き残り、生存率は95%であった。

Tarpon were the most common predator observed.
ターポン(魚の名前:表浜海岸ではスズキなどの子ガメを捕食する大型魚にあたるでしょう)がもっとも普通に観測された捕食者であった。

This in-water survival rate is much higher than that previously observed in the waters adjacent to a Florida hatchery (72%) and may be due to reduced risk associated with temporal and spatial variation in nest location at the natural beach,but not at the hatchery.
水中での子ガメの生存率は隣接した孵化場のある砂浜における生存率(72%)と比較するとかなり高いものとなった。捕食のリスクを軽減させるためには孵化場ではなく、自然の砂浜における時空間の変化にかかわる可能性がある。(この1文はうまく日本語に訳せません・・・)

Comments:2

beachmollusc 2009-06-11 (木) 09:20

要旨を見ると本文を見る必要があるような深い内容ではなさそうです。いわゆる「一例報告」というものであって、このような観察事例を蓄積すれば、意味がある一般論が言えるでしょう。

孵化場から放流された子亀が外海に出るときにバイタリティ不足になっていて捕食者の攻撃を受けやすい、という一般論があります。それを検証するためには、別々の時期と場所で(つまり捕食者の存在の差異や海の状態など、死亡に影響する別の要素があるような条件で)比較することは科学的な厳密性を欠くわけです。

論文要旨の最後の文章があいまいになっているのは、この弱点を反映させています。おそらく野外調査のハンデが考慮されて、この内容レベルでも印刷出版が認められたのでしょう。

いまむら 2009-06-11 (木) 10:06

beachmolluscさま

コメントありがとうございます。
確かにそのようですね。本文を見ましたがこの論文は具体的な子ガメのことを考察したというよりは、どのような捕食者に襲われたのかという部分がメインになっていました。
しかし、孵化場を出た子ガメの観察事例自体が少ないので、こういった論文についても少しずつ事例を収集していきます。

今後ともよろしくお願いします。

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