Home > 海岸の取り組み > サーフィンサイエンス&テクノロジーシンポジウム

サーフィンサイエンス&テクノロジーシンポジウム

sst29.jpg
   『第2回サーフィンサイエンス&テクノロジーシンポジウム』

日時 平成22年2月14日(日)AM9:30〜PM4:30
場所 神奈川県立 かながわ女性センター
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/02/0050/center/index.html
主催 港湾空港技術研究所、サーフライダーファウンデーションジャパン、サーフィン学会設立準備委員会
協力 和歌山県サーフィン連盟

このシンポジウムに参加しましたが、砂浜の保全に関わる身としては消化不良でした。私としては科学的な立場でサーフィン・サイエンスをもっと掘り下げて欲しかったですね。安易にサーフィン・リーフと経済効果を結びつける危険性も否めませんでした。写真のサーフサイエンス(米ハワイ大)にはしっかりとサイエンスとしてのサーフィンが記されています。
Surf Science: An Introduction To Waves For Surfing
Tony Butt (著)

    『第2回サーフィンサイエンス&テクノロジーシンポジウム』

平成21年2月、第1回サーフィンサイエンス&テクノロジーシンポジウムが、神奈川県の江ノ島にて開催され、
サーファーや海岸の研究者など多くの参加者が集まり、サーフィンの科学や技術に関する活発な議論が展開されました。
 第1回目のシンポジウムのテーマは3つあり、
1)サーフィンと様々な科学や工学、技術とを結びつける場の創出
2)サーフィンをとりまく環境の保全(海岸侵食・水質汚染対策)に関する研究・調査
3)生涯学習としてのサーフィンと体育学・教育学との結びつき,でした。

プログラム:
09:30〜09:40  開会
09:40〜12:00  第一部 事例発表
12:00〜13:00  昼休み
13:00〜14:00  招待講演
14:00〜14:20  午後の部開会
14:20〜15:20  第二部 パネルディスカッション サーフィンと経済(ソフト的な側面から
15:20〜16:20  第三部 パネルディスカッション サーフィンと経済(ハード的な側面から
16:20〜16:30  閉会


江ノ島に到着。意外と電車では面倒でした。
sst01.jpg
同じ海でも、海が街と接しているなんて不思議な感覚ですね。
sst02.jpg
江ノ島。すんごい観光地化されていますね。驚き!
sst03.jpg

sst04.jpg

sst05.jpg
到着しました会場の神奈川女性センター
sst06.jpg

sst08.jpg

sst09.jpg
港湾研究所は鈴木氏の講演は波浪・潮位変動の可視化として、面白い試みです。
sst12.jpg
砂浜は減退しても、復元することが見て判りますね。
sst14.jpg

sst16.jpg
興味深い試みですね。
sst17.jpg

sst19.jpg

NPO法人オーシャンファミリーの海野さん。この想いには同感です。
sst21.jpg

sst23.jpg

sst24.jpg

sst28.jpg
サーフツーリズムの報告
sst30.jpg

sst33.jpg

sst34.jpg


〜参加した感想〜

サーフィン学会設立は面白い取り組みだと思いますが、サーフィンリーフと経済効果という繋がりが今回のシンポジウムで既にシンポの主軸としてあるところに、懸念せざる負えない内容でした。(恥ずかしながら、参加するまでシンポのテーマを知りませんでした)
人工のサーフリーフを設置してサーフィンを軸に観光化を目指し、地域に経済効果を望む???
これって、今までの砂浜や海岸を破壊してきた開発側の想いと同じなのでは??
サーフリーフ案も討論されても良いと思うし、サーフ・ツーリズムも在って良いと思う。だけど、これが経済効果と直結に繋がって議論されるのは如何なるものか。時期尚早急であり、テーマとして取り上げるのも性急すぎるのでは??
 自然の可変は基本的には望みません。どうしても可能性として考慮する必要がある場合でも、慎重にモニタリング・アセスを重ね、検討しなければいけないと思うし、一旦、行うとしたら責任を持って事後の検証も行われるべきです。検証の必要性は常に自然に可変を行う場合は規模の大小に関わるが連鎖的な影響が出ることを意味しています。
サーフィンは一つのレジャーです。レジャーの為に安易に自然を可変しようと考えるのはどうしたものか・・・。さらに以上のような生態を含む広域な影響を踏まえた論議をしないで経済効果だけを望むようなシンポジウムに正直なところ、幻滅してしまいました。
サーフィン&サイエンスという立場でもっと、公平に科学的な試みで開催して頂きたかった。
S.F.Jとして今まで、色んな砂浜や海岸の問題に取り組んできたはずです。サーフリーフを考察することに異議を唱えている訳ではないのですが、今の世界がこれだけ翻弄してしまった経済優先主義が何故、サーフリーフと共に語られてしまうのか。

パネルディスカッションでは率直に以上の想いを伝えさせて頂きました。(不評でしたでしょうが・・・。)
参加した身としては、正直なところ、非常にテーマが「サーフィンと経済学、地域社会と行政の関わり」とサーフリーフと経済が結びつくかのような印象の辛いシンポジウムでした。サーフィン学会らしいシンポジウムを期待していましたが・・・・。

Comments:2

key 2010-03-02 (火) 12:10

サーフィン学会の設立は何か一つの目的を決めてしまって進めるわけでは有りません。そうなることが一番懸念されます。あらゆる立場で一つの考えに賛成する立場の人、反対する立場の人、それぞれが生存して論議をして行く場所なのです。だから基軸が既に出来上がっているという誤解だけはくれぐれもなさらないように。そう考えられるのが一番怖いです。もしも今回のシンポジウムがそのような感想を皆さんに与えてしまっていたのであればすごく申し訳ないと思います。もしも経済効果や人口リーフのことに関して進めていくためだったら私だってもはや反対ですよ。私だって立場的に海には人はきてほしくない(ポイントが混合うから)から経済効果なとどうでもいい、意図的な人工物の海への設置とか、反対です。でも反対反対では進まない。それに他に科学する話題は沢山あります。だから是非そのような懸念はどうかお持ちにならないように。あくまでも「科学する」ことが目的です。この学会が一つの方向性をもった怪しい団体になったらよくないことはみんな一番懸念していること、どうかご理解いただければと思います。

Omotehama 2010-03-02 (火) 13:45

Keyさま:
ご意見ありがとうございます。
敢えて、厳しいかなと思いますが、意見した次第です。
日本の海岸線の場合。悲しくなるぐらい人工化が進んでしまった現実。これが止まっているのなら良いのですが、まだまだ進行しているのは否めません。どこまで自然を改変してしまうのか・・・・。
自然の砂浜を保全することの困難さを常に実感している者として、過剰かも知れませんが憤ってしまった次第です。
だから、サーフィン学会は期待しています。
色んな角度から、科学的、学術的に捉えることは色んな意味で重要であり、可能性を拡げることになるかと感じます。
そこをSurf Science誌が示しているのでしょうか。
今回はパネルディスカッションの流れに驚いてしまったという所が正直な所でした。偶発な流れで、個人的にそのような印象を受けてしまったのかも知れません。
サーフィンが科学的に取り組むべき課題はたくさんあると感じています。
次回は是非とも、色んな角度から捉えたサーフを科学するサーフィン学会になることを望んでいますし、期待しています。

Comment Form

コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。

Remember personal info

Home > 海岸の取り組み > サーフィンサイエンス&テクノロジーシンポジウム

Search
Feeds

Page Top