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調査公開資料など Archive

「生物多様性保全における拠点機関の役割-COP10 に向けて」

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日本植物分類学会第9 回大会公開シンポジウムとして開催された「生物多様性保全における拠点機関の役割-COP10 に向けて」。コーディネーターは愛知教育大学の芹沢俊介氏。
名古屋市は三大都市で唯一自然史博物館がないことをご存知でしょうか?拠点機関としての博物館(講演者の大沼氏は生物多様性センターとしてはどうかと提案されていました)その役割に

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どうして人工孵化場や放流会がウミガメにとってよくないのか

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ウミガメにとっていいことだと 思っていたけど“虐待”?少し考えてみませんか。

最近ウミガメにとって“人工孵化場”と“放流会”がどうして良くないのか、説明してほしいと質問される機会が増えてきました。

以前は遠州灘海岸でも砂浜に車両が侵入し、ウミガメの産卵巣を危険な状態にしていたという事実があります。(4WDブームの頃ですね)
しかし、現在は砂浜への車両の侵入は禁止されています。(現在では4WDブームは去ってさすがにむやみに自然に踏み込むような無謀に意識的にも慎重になってきました)これまでは止むを得ず孵化場への卵の移植や子ガメの放流会が実施されてきたということもあると思いますが本当に今後も孵化場や放流会を続けなくてはならないのでしょうか?
最近の研究によって、 “人工孵化場”と“放流会”が実は“善意の虐待”となっていることが分かってきました。

こういった事例はウミガメの保護以外にもたくさんあるのではないでしょうか?
例えば、メダカやホタルの放流など、もともとその場にいなかった生物(遺伝子レベルを含めて)を放すこともそろそろやめるべきでしょう。最新の情報を常に仕入れ、柔軟に対応できる活動をしなければなりません。
色々と質問をいただきましたのでブレないように焦点を定めました。
1.自然保護団体といいながら種の絶滅への手助けをしていないか(そもそも本当に保護活動なのかを考える機会として)
2.人工孵化場への移植対象の割合が過大になりすぎていないか(自然の砂浜があり、十分な孵化が期待できるにも関わらず、過剰なまでに移植しすぎていないか=全数、いわゆるやり過ぎ)
3.放流会をリスクが非常に高い昼間に実行していないか
4.人工孵化場から子ガメが自然に脱出できない構造になっていないか
5.保護活動のはずが活動の維持のための活動に置き換わっていないか
6.活動を良い方向へと導くために柔軟に対応できるか

私たちの保護活動もう一度見直しませんか?

※この内容は今後作成予定のウミガメ保全ガイドライン(一般編)の素案です。内容に誤りがありましたらご連絡ください。

imamura@#omotehama.org(メール送信の際は#を取って送信ください。)
コメントへの記入は送信後掲載まで時間がかかることがございます。

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2009年度の砂中温度計測結果

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2009年度の砂中温度の計測結果がまとまりました。豊橋の海岸域に深度を20cm,40cm,60cmと変えて設置したサンプルと赤羽根で環境省モニタリング1000の調査結果です。やはり5月〜6月の長梅雨の影響から低温が続き、7月に入ったものの、大して温度が上がっていないですね。9月、10月からは下がっていくのが早かったですね。仔ガメのふ化・脱出に於いては80〜100日前後と例年に無いような長い期間が掛かりました。この結果は今年は低温だったということでしょう。

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ウミガメの混獲回避に関する実験

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ウミガメ類を減少させている最も大きな要因は漁業による混獲です。その現状を如何に回避できるかをテーマに日本ウミガメ協議会米国海洋大気庁NOAA-Pacific Island Fisheries Science Center Kewalo Research Facilityのメンバー、東京海洋大学の塩出さんをアドバイザーとしたプロジェクトです。
私も今回は”豊橋技科大の学生”として実験を手伝わされ・・・じゃなかった参加させていただきました。
写真は水槽へとカメを輸送するの図。誰かに言わせると”地獄絵図”だとか・・・(笑)

※カメを虐待しているわけではありません

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孵化調査(追加)

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孵化調査です。
この産卵巣はNo.96ですね。後半の低温が影響し、孵化には至らないようです。
産卵数は87個だったはずが、なぜか59個しか卵が確認できませんでした。

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温度計の回収

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DECOウォーク表浜終了後に温度計を回収しました~。
あ~しんどい。本当は技科大海研の学生と回収するはずが、温度計が露出していたため急遽回収です。
無事に掘り出せてよかった~。
垂直方向に設置した温度計が行方不明になりましたが・・・

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ふ化調査 NO.10(たぶん最後ですね)

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もう、11月に入ってしまいふ化調査も最後。この時期では低温となり、仔ガメも自力ではふ化がほとんど出来ないようです。対象の産卵巣は8月18日の産卵でNO.93の場所。79日経っても変化無く、台風18号では被波し、ほとんど冠水していた産卵巣です。

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生物多様性条約/カルタヘナ議定書締約国会議1年前記念集会

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午後からは名古屋市は愛大車道校舎にてCBD/MOP5のイベントに参加。長いテーマです。
「生物多様性条約/カルタヘナ議定書締約国会議1年前記念集会」
これは種の壁を取り壊すような行い(遺伝子組み替え操作)による食物の問題を取り上げた議定書(カルタヘナ議定書)の話しです。様々な遺伝子をパーツ化し、組み合わせて耐性の強い植物を作り上げる。生産性は高く望めるのですが、種の壁を壊す作業でありリスクも高いのです。表浜ネットはテーマが違いますが、この地の活動団体として「保護・保全活動の課題」として報告致しました。

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環境経済ゼミ「生物多様性を考える」

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今日は愛大豊橋校にて、環境経済ゼミ「生物多様性を考える」の公開ゼミに参加してきました。大澤教授の経済と環境、そして「生物多様性」を如何に捉えるかという講演から、NPOとして朝倉川育水フォーラムの高橋理事長の報告と私、表浜ネットワークからの「保護・保全活動の課題」として報告致しました。

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ふ化調査 NO.9(釣瓶落としの如し)

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もう、すっかり夕方は晩秋の様相。陽が沈む時間は6時で調査限界の暗さになってしまいます。ここはNO.85 の8月11日の産卵場所(翌日報告)です。しかし、本当に調査が陽が沈む早さと競争になってしまいましたね。終わった頃はもう、辺りは真っ暗です。

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ふ化調査 NO.8(そろそろ終盤)

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そろそろふ化も終盤。ふ化調査も残り僅かになってきました。今日のふ化調査もNO81とNO82と数字も最後に近づいてきました。NO.81とNO.82は共に8月10日に産卵された場所です。NO82は2匹の脱出を2週間前に確認しましたが、その後はまったく変化無し。NO81も同様で数匹確認したのですが、どうも変化がありません。今期はあまりにもふ化が低調な気がします。

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総合環境授業(浜松市立白脇小学校にて)

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今日は浜松は中田島砂丘の近く、浜松市立白壁小学校の5年生対象の総合環境授業に参加してきました。「アカウミガメの生態と誤った保護活動」をテーマにじっくりと1時間半程度、話しました。アカウミガメの発生からふ化・脱出、そして成長の旅からまた親ガメとなって日本近海での生活と一通り、ウミガメが如何に外部に依存して生きているのか、私たちほ乳類と爬虫類の違いなど。その認識の上に今の保護活動が如何に生態を無視してしまっているか話しました。子ども達もしっかりと聞いてくれて、たくさん、質問も頂きました。知ることの喜びと自分で考えるを基本に子ども達とのやりとりは本当に楽しかったです。

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極限の土砂管理

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今日は海ではなく、なんと山です。研究部会「県境を跨ぐエコ戦略」の一環で土砂管理の巡検に出向きました。場所は富士山は大沢崩れです。日本一の山、富士山の西側は斜面も急傾斜で崩落しやすいスコリア層(火山灰など噴出物)で形成され、大沢崩れは放射状の大きな侵食谷です。その現場の土砂管理を行っている中部地方整備局の案内で現場を巡検させていただきました。さすがに桁違いの大きな崩落斜面に驚きで呆然とします。崩落は標高3,500mぐらいから始まり、年平均16万㎥の土砂が崩壊しています。

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ふ化調査 NO.7(台風18号の後に)

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今日はNO.63 7月26日の産卵場所です。ここは前回の台風14号の前に2匹だけふ化・脱出した場所です。確認した翌日に台風14号の波浪で冠水してしまった場所です。果たして大丈夫だったのでしょうか。写真の卵は仔ガメがふ化中のまま、死んでいました。

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ふ化調査 NO.6(台風18号の前に)

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台風18号が上陸する可能性が高くなってきました。その前に今朝、獣に掘り返されていた産卵巣のふ化調査を実施。NO.56 は7月24日の産卵です。無事にふ化脱出は終わっているようで、ふ化調査を実施。

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ふ化調査 NO.5(中秋の名月前)

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今日はNO.60 の産卵巣のふ化調査。ここは7月25日に産卵された場所ですが、今年の長梅雨の影響か何も変化無く過ぎています。どうやら今年は低温の影響がかなり出ている気がしますね。

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ふ化調査 NO.4 とダイストランディング

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今日は4回目のふ化調査に。今回は桜丘高校生物部が参加です。毎年、このふ化調査に生物部は先輩から後輩へと引き続いています。今日はNO.68 の7月30日に産卵された場所。ここはエコ・コースト事業によって消波ブロックが移設され、障害物の無くなった砂浜にアカウミガメが上陸し産卵した場所でもあります。

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ふ化調査 NO.3

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3回目のふ化調査は7月7日のNO.42は何も反応が無い砂浜の中程の場所にある産卵巣とNO.49の7月8日の親ガメは左後肢欠損で卵室も浅めだった産卵巣です。

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ふ化調査 NO.2

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今日のふ化調査はNO.42 脱出が始まった時に台風12号による高潮で数時間冠水してしまった産卵巣。ふ化直前で冠水してしまうと駄目なようですね。ここは7月4日の産卵です。そしてNO.14 は6月8日に産卵された場所。ここは後背地に移植しています。

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ふ化調査(協力)

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今日は午後4時からパタゴニアスタッフの協力を得てふ化調査に。西部の不明になっておる産卵巣などを調査実施。砂浜はだいぶ変化してなかなか見つけられなかったのですが、何とか深い砂中から見つけ出し、調査を実施致しました。パタゴニアのみなさんにはいつもご協力頂きありがとうございます。

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ふ化調査 (番外)

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今朝、巡回を行っていると豊橋うみがめクラブの調査員の方がふ化調査を行うと言われたので同行に。本来はふ化調査はひょっとすると仔ガメが生存している場合もあるので、夕方に実施するのが好ましいのですが、この産卵巣は脱出が始まって一週間以上経過しているので大丈夫なのでしょう。6月22日6月23日と立て続けに上陸・産卵された場所です。共に浜の余裕が無い為に背後地に移植しています。

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ふ化調査 NO.1

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9月に入って仔ガメの脱出が収束した産卵巣のふ化調査を実施しました。実施した産卵巣は看板を立てた6月14日に産卵された場所。その2日後の17日に産卵された場所です。そしてNO.10 の親ガメが残留していた場所の産卵巣です。NO.20 はウミガメの後肢が片方欠損で上手く産卵が出来なかった場所です。NO.21はデータロガーを卵塊に設置し、その隣にも比較設置した場所です。

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8月最後の週末

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既に海岸の管理道路は車で一杯です。8月最後の週末を楽しもうと釣り人やサーファーが続々と海岸に入ってきます。海は穏やかでうねりも膝あるか無いか程度。これだけサーファーが溢れていると嫌にならないのかな。今日も汀線には上陸跡は見あたりません。替わって仔ガメのふ化・脱出は本格になってきたようです。

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朝はすっかり秋

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朝はもう、すっかり秋。日の出時間も遅くなって5時近くにならないと明るくなりません。浜辺を歩いていても砂丘から聞こえる虫の鳴き声は秋の虫に替わっています。浜辺は多少の昨日の西風で飛砂が起きてたくさん残っていたヒトの足跡は消えています。やはり、ウミガメの上陸跡も認められませんね。今日の海はうねりが入ってきているようです。急に入ってくるセット波は通常よりサイズがあるので、海水浴やビギナーサーファーは気を付けましょう。(うしおくんネットからお知らせ頂きました。)

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静かなる渚線

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今朝も比較的に涼しく巡回は快適です。砂浜は未だヒトの足跡で溢れているのでよ〜く、観察しないと見過ごしそうです。しかし、今日の渚線にはアマモが点在しているだけで上陸跡は見あたらないようです。少しずつ産卵も収束に向かっているようですね。

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堆砂垣の評価チェック

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表浜ネットでは「すなはま再生プロジェクト」として堆砂垣を使った養浜活動を行ってきました。ただ、この堆砂垣の評価の出し方が難しく、砂の堆積など数値化できればいいのですが、なにぶん、砂浜の変動は激しく、砂の定量するのも少々面倒。目視が一番ということで写真の記録はしてきたのですが、写真も溜まりすぎて整理出来ず・・・・でした。そこで養浜活動にご理解と協力頂いている(株)デンソーさんと協働で記録化を試みます。

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愛知サマーセミナーレポート

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表浜ネットワークの諜報員トモトモさんより愛知サマーセミナーのレポートが届きました。

7月18日(土)愛知サマーセミナー2009が名古屋市の同朋学園名古屋キャンパス、豊正中学校の校舎で開催されました。
18日から20日までの3日間で1300講座もあります。
1時限100分で、いろいろな人が教えたいことを教え、学びたいことを学ぶ
そんなセミナーです。

このサマーセミナーで桜ヶ丘高校生物部の元部長・現部長・現副部長の
3人で、「ウミガメを護る人たち護っていない人たち」という講座を開催しました。

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生物多様性の日イベント二日目(5/23)

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ブース出展二日目。カメ調査後なのでかなり眠いです・・・
舞台では”てっちゃん”が生物多様性の入門的な話をしてくれています。
”てっちゃん”って有名?らしいですね。世間に疎いのかな・・・
でも見せ方がやはりプロですね。とても参考になります。

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深さ砂中温度測定開始

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今日から今期の深度による砂中温度測定を実施。20〜40〜60cmと深度を変えてデータロガーを設置しました。これで11月まで測定する予定です。砂浜から砂丘にかけての砂中の温度変化を捉えます。今年はどのような傾向になるか楽しみです。

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